福島県福島市でセルローズファイバーを使った家づくり

建築 Q & A /
早わかり建築用語集

建築 Q & A / 早わかり建築用語集

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お客様から寄せられた質問と、その回答です。質問は随時受付中です。
質問は LinkIconstaff@umexhome.com まで。


「ムク材」と「集成材」の違いは?

建築業界では俗に“木そのもの”を「ムク」と呼んでいます。どちらかというと「無垢」という意味です。
ムク材と集成材の違いですが、木をそのままを板や柱にしたものを「ムク材」といいます。木を薄い板状にして、繊維方向を平行にして集め接着した加工木材を「集成材」と呼びます。どちらも「ムク」が材料である点は共通しています。


間取りを決めるとき、どんなことに注意すればいいですか?

間取り図には当然のことながら生活必需品が書かれていません。実際に引っ越して生活を、始めると「こんなはずじゃなかった」というケースも考えられます。
例えばキッチンに大型冷蔵庫を置いたら勝手口からゴミが出しにくい。居間にテレビとソファーを置いたら狭くて歩けないなど。そうならない為にも間取り図と同じ尺度の備品を書き込んでみる事をおすすめします。実際の生活の姿が見えてきますよ。


建て替えようと思ったら、隣地と境界線がはっきりしません。どうしたらいいですか?

境界杭は通常10cm程のコンクリート製で隣家との境界の地中に埋めこまれています。長年住んでいる場所では、草木や土に埋もれ、分からないときもあります。その場合は過去の実測図を調べることが必要です。それでも判断がつかない場合は、土地家屋調査士に相談する方法があります。
いずれにしてもトラブルのないように隣人と立合のもとで確認するとよいでしょう。


地下室をつくりたいのですが、長所・短所を教えて下さい。

地下空間は上手に利用すれば、便利で快適に使うことができます。地下室の構造によりますが、耐震的には、建築基準法上の構造基準を満たしていれば問題は無いでしょう。ただし、地下室には湿気と漏水の問題が必ずついてまわるという事をお忘れなく。
地下室は外からの浸水(雨水、地下水)の危険性に加えて、夏の湿気対策も大切です。これは夏の湿気を含んだ空気が、地下室の冷たい壁にふれたところで結露するもので、防水止水方法と断熱方法をよく確認しておきましょう。


壁紙を選ぶポイントは?カタログを見てるとたくさんあって迷ってしまいます。

部屋の雰囲気は、壁、床、天井の配色で大きく変わります。多くの人は明るい部屋にしようと、白っぽいものや、柄ものの壁紙を選びがちですが、それでは安っぽくなってしまいます。こんな場合はむしろ、かなり濃いめで質感のあるものを選ぶと、飽きのこない落ちついた雰囲気になり、品の良い部屋づくりができます。その際天井と壁は同系色にし、濃さも同様程度の色調のものを選んで下さい。また、照明もシンプルなものを選ぶのがコツです。


お風呂やトイレをリフォームしたいのですが、それぞれどの位のあいだ使えなくなりますか。

まずお風呂の場合、一般的にタイル式なら5日間程度。ユニット式なら2日間程使えなくなります。トイレの場合は3日程ですが、通常は仮設トイレを設置するので心配いりません。水廻りは配管を移動する際1~2時間程度水がとまりますが、それ以外は通常どおり使えます。
いずれも、事前に担当者とよく確認しましょう。


金額の高い豪華な家は、品質も高いのですか?

住宅の豪華さとは主に見栄えのことです。例えば、見た目のいいシステムキッチンを入れたり、凝ったデザインの外観にしたりにしたりすると、それだけでケタが上がるほど高くなります。どんなに凝った家でも、その基礎や骨組みは普通の家とそれほど変わりません。むしろ、自分が買おうとする家がなぜその値段なのか、見極めることが大切です。
薄利多売で簡素化して建てているから安いのか、内装やデザインに贅沢をしていないから安いのか。あなたの望む家をしっかり見つけましょう。


手持ちが1,000万円、借入が2,000万円の予定ですが、総額3,000万円の物件を探して大丈夫ですか?

住宅ローンを借りるには、印紙税・事務手数料・ローン保証料・火災保険・登録免許税などの費用がかかります。ローン契約の際はこれらを一括して支払わなければいけません。 また住宅が完成したあとも、何かとお金が掛かります。(不動産所得税、固定資産税など)あとで慌てることがない様、ギリギリの予算ではなく、余裕をもった資金計画を立てましょう。


「夢のマイホーム」の計画中です。どんな風にイメージを作れば家づくりに成功しますか?

今住んでいる家に対する不満を具体的に挙げます。「あれが欲しい、これがあるといいな」という点よりも「ここが不便だ」「そこの使い勝手が悪い」と考えていくと失敗しません。そのうえで、どんな家にしたいのか家族の要望を出し合うと良いでしょう。また、子供の成長を考えて、5年後、10年後の変化も考えてみましょう。


現場見学と住宅見学、どう違うの?

住宅展示場は完成した状態なので、内部の構造は見れません。そこで家の基本ともいえる構造材の組み方を見るのが現場見学です。その時のポイントが、基礎の仕上がり、基礎と土台の結合、土台と柱、筋交いの結合、木の種類などです。
工事中の現場を見学することで、その住宅会社の構造に対する考え方も見えてきます。


木造か鉄骨造で迷っていますが、鉄骨造の長・短所を教えて下さい。

鉄骨の長所は他の建材より小さな断面積で大きな力を負担出来ることです。その為、柱間を大きくしたり、梁の高さを自由に変える事も可能です。
鉄骨は現場で大規模な溶接作業が出来ないので工場で作られた部材を現場でボルト接合します。だからあまり増改築には向きません。また熱に対する配慮が必要になり、火災の時に弱くならない耐火被覆や、結露による錆びを防ぐ防錆処理がほどこされます。
鉄骨は日常的にも熱しやす、冷めやすい性質があるので、断熱に対するチェックも必要です。


道路が狭く、大型車等が通れない場所ですが、建てられる家の種類が限られますか?

家を建てる場合、法律上必ず一面は4m以上の道路に接していないといけません。4mに満たない幅員でも法的に可能なケースが有るので、自治体の建築指導課に問合せて下さい。
尚、建築可能でも大型車による運搬が困難な為、部屋単位をユニット化して組上げる、プレハブ住宅や、長い柱間(4~5m)の鉄骨住宅は、難しいでしょう。在来木造住宅なら、全く問題ないでしょう。


基盤調査はするべきですか?

一般住宅でも1平方メートル当たり約1tの重さがあり、その自重が地面にかかります。その為、充分な地盤調査に基づく基礎設計、対策がされていなければ沈下が発生する恐れがあります。後々無駄な高額の出費を避ける為にも、是非調査の必要があるでしょう。


真壁(しんかべ)!?大壁(おおかべ)!?の違いは?

壁は、その骨組みの柱を見せる真壁と仕上材で柱も覆ってしまう大壁とに大別されています。
真壁は日本の伝統的な壁の造りで、塗り壁で仕上げます。
大壁は断熱材を充てんする空間が十分にとれ、丈夫で仕上材の選択肢が多いのも特徴です。

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打ち合わせやチラシなどでも、度々出てくる建築の専門用語。
その中でも、特に使用頻度の高いものを掲載してみました。
他に知りたい用語がありましたら、 LinkIconstaff@umexhome.com へご連絡ください。
随時載せていきたいと思います。

動線計画

室内や部屋相互における人、物の動きを分析検討し、使いやすく計画すること。
〈例〉家事動線など


北側斜線制限

敷地の真北の方向から受ける斜線制限で、北側の敷地に日影等の影響がでないように、建物の高さを制限する措置です。


耐力壁

建物の主要構造として、上下及び左右からの加重や外力に対して有効に働く壁。木造軸組の場合は、筋交い入りの壁がこの耐力壁にあたる。


建築確認申請

建物を建てる場合、建築基準法に適合していなければなりません。それには法規に適合しているかどうか必要な図面等をつけて申請し、役所で確認してもらう必要があります。
若干の例外はありますが、確認申請はすべての建物に要求されます。確認を受けない建物は建築することが出来ません。


ユニバーサルデザイン

できるだけ多くの人が利用可能であるように設計、デザインされた製品、建物、空間のことを言います。身近な言葉では、「バリアフリー」ですが、これは障害の部位や程度によりもたらされるバリア(障害)に対応することです。まさにユニバーサルデザインです。


乾式工法・湿式工法

乾式工法は、石膏ボード(プラスターボード)やパネルなど、乾きもので仕上げること。
湿式工法は、モルタルなど水を加えた材料で仕上げることです。


剛床工法

構造用合板を、2階または3階の梁や根太に直接貼る工法。水平力に対して特に優れており、一般の在来工法に比べ4倍以上の剛性があります。


サヤ管ヘッダー工法

建物内の給水、給湯配管として、保護管となる、さや管の中に架橋ポリエチレン管などの管材を屋内に設置されたヘッダー部より分岐し、各々の水栓まで配管する方法です。
接続部がヘッダー部と、水栓部のみの為、メンテナンスが容易。樹脂管の為、腐蝕・赤水の発生が無いなどメリットが多い為、急速に普及しています。


サニタリー

トイレ、浴室、洗面室など衛生の為の水まわり設備をもつ部屋を一般的にサニタリーと総称されます。


壁体内通気工法

住まいの大敵である壁体内の結露を防止する為、外壁の内側に通気層を設ける工法です。この通気層が外部からの冷暖房から室内を守り、同時に室内、床下の湿気を効果的に放出し快適な室内環境を実現します。


床下防湿施工

地面からの湿気の侵入を防いで家の耐久性を高める施工です。基礎を高くとり、床下全面に防湿コンクリート層や、防湿フィルムを設ける事で湿気の侵入を防ぎます。


基礎パッキン工法基礎パッキン工法

基礎と土台の間に専用のパッキンを挟み、湿気のこもりやすい床下の換気を滞りなく行う工法です。通常の床下換気口の1.5~2.0倍の換気能力が有ります。湿気の多い福島地区には最適の工法です。


プレカット

建物に使用する木材の長さ、継手部分、仕口部分をあらかじめ工場で加工してしまうことを言います。ユメックスホームでは耐久性の高い高乾燥材をコンピューター管理で正確に切り出します。これにより高精度の施工が可能となり、強さ、耐久性を高め、また工事期間の短縮化を図っております。